内容説明
江戸時代の陰陽を結ぶ石見銀山街道。埋もれた歴史を掘り起こしながら、美しい日本の原風景とそこに生きる人間群像、志を抱いてこの道を歩いた頼杏坪や伊能忠敬、斎藤茂吉、山代巴等々の人生に触れる。
目次
第1章 旅の前に(銀の運ばれた道;陰陽を結ぶ道 ほか)
第2章 一日目の旅 大森から九日市へ(大森代官所を出発する;大森の街を行く ほか)
第3章 二日目の旅 九日市から三次へ(九日市から赤名宿へ;赤名愁訴―助郷二十一ヶ村の哀しみ ほか)
第4章 三日目の旅 三次から甲山宿へ(馬洗川を渡る―三次から十日市へ;十日市を行く ほか)
第5章 四日目の旅 甲山から尾道へ(甲山宿を出発する;鳥越峠を越える ほか)
著者等紹介
杉原耕治[スギハラコウジ]
随筆家、教育実践家。現代教育研究所代表。ライフワークである学力、非行、荒れ、いじめの解決をめざして全国の教師たちとネットワークをつくり、幅広い活動をしている。福山市にある私立盈進中学校長、香川県寒川高校校長歴任。読売教育賞最優秀賞を2回受賞。各地で講演活動も展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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