日本の名随筆 〈96〉 運 三国一朗

日本の名随筆 〈96〉 運 三国一朗

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784878939969
  • NDC分類 914.68
  • Cコード C0395

内容説明

本書は人間の生や死をいろいろな角度から考え、生を、死を、「運」という視角からより深く考えるのに参考になるような随筆やエッセイを各方面から集めた。

目次

叙勲をよろこぶ(池島信平)
運命(秋山ちえ子)
邂逅(安西篤子)
恩寵(飯田龍太)
賭けとPoesie(石原吉郎)
運といふこと(尾崎一雄)
不思議な縁(後藤明生)
箱根号の謎(阿部昭)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

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人生には3回幸運が巡ってくるということは聞いたことがある。評者はあと1回か、と思って生きてきた。本著は、菊池寛、五木寛之は競馬の運。井上ひさし、幸田露伴はの運についてのエッセーが集められている。幸田露伴の「運命は切り開くもの」という題名からすれば、幸運が巡ってこないと嘆くのではなく、自分から幸運を引き寄せる努力をしないと、けっして、巡ってこないと悟らされる。即ち「心掛次第行為次第で善くもなり悪くもなると申して宜しい」(p.208)のだ。2012/06/05

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