内容説明
現代哲学の源流をなすドイツ観念論哲学。カントからヘーゲルへの展開を導いた思想と思想家たち。カント哲学との対決を通して哲学の根本問題を徹底的に究め、さらには超克した哲学の豊穣な揺籃時代。その個々の成果を丹念に辿りつつ全容を解明する必読の名著。
目次
第1章 カント主義者と反カント主義者(ラインホルト;シュルツェ ほか)
第2章 フィヒテ(生涯、哲学的展開、著作;知識学の基礎 ほか)
第3章 シェリング(歴史的位置、人物像、生涯と著作;自然哲学 ほか)
第4章 ロマン主義者たちの哲学(ロマン主義的な生と思考;ロマン主義の先駆者 ほか)
著者等紹介
村岡晋一[ムラオカシンイチ]
1952年、熊本県生まれ。中央大学大学院文学研究科哲学専攻満期退学。現在=中央大学理工学部教授
迫田健一[サコダケンイチ]
1967年、岡山県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。哲学専攻
瀬嶋貞徳[セジマサダノリ]
1965年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程満期退学。現在=中央大学・国士舘大学兼任講師・現代哲学
吉田達[ヨシダトオル]
1964年、神奈川県生まれ。東北大学国際文化研究科(ヨーロッパ文化論講座)博士課程中退。東北大学非常勤講師・哲学専攻
平田裕之[ヒラタヒロユキ]
1965年、石川県生まれ。中央大学大学院文学研究科哲学専攻満期退学。現在=中央大学文学部非常勤講師
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