内容説明
事件は突然の事故ではない。自信と責任を忘失した大人たちが少年たちの非行と犯罪を生み育てる。瞠目のノンフィクション・ノベル。
著者等紹介
渥美饒児［アツミジョウジ］
１９５３年、浜松市生まれ。日本大学文理学部社会学科卒業。１９８４年、第二一回文芸賞を『ミッドナイト・ホモサピエンス』（河出書房新社）で受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らむり
31
小説風ノンフィクションで、読み物としてはとても面白かったのですが、実際に起こった事だと思うと・・・。2014/01/27
ケイ
30
実際の監禁や暴行よりも、犯人たちが育つ過程でどのように不良化していったかが描かれている。そのためか、少女を拉致してしまってからの、少年たちの投げやりで残酷な行為にいたった考え方に、やりきれないながらもこの子達ならと思ってしまうところがあった。以外だったのは、少女が最初は逃げようと思えば逃げられる状況にあったことだ。おどされた恐怖や、親に顔を会わせられないといった屈辱感があっても、逃げる事を子供たちに教えていかなくてはいけないのではと感じた。2013/11/13
そのぼん
27
恐ろしい・・・。実際に起きた事件を描いた書籍なので、読み進めていくうちにどんどん気分が落ち込んでいきました。Amazonのあらすじには『ノンフィクションノベル』と書いてありましたが、創作も少し入っているのでしょうか。いずれにしても事実としてこのような事件が起こったということは、おぞましくもあり、信じられない思いになりました。被害者の女子高生の冥福を祈ります。2013/02/03
みかりん
7
私が小学生の頃の話なので 何となくこんな事件あったようなって感じですが親になった今読むとやりきれないです。なんでここまで 悪くなってしまったのか。なんでここまで親もほっとくのか。なんでここまでされて 逃げれなかったのか。誰か1人でも勇気を持てれば 全部防げたのではないのだろうか。心が痛いです。2018/05/16
Ke
6
「うちの子が、なぜ！」に続き、なぜか今、この事件についての本を読んでいる。怖いが…。2021/02/25
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- 和書
- 間中一代さんの栃木語り
