内容説明
幻像に揺らぐ倭人社会の実像を政治・生活・国際関係から気象学・暦学を含め検証する史話の世界。
目次
倭人のおこり
わたしの卑弥呼
戦争はいつはじまったか
戦う倭人―武器と戦法
親魏倭王とはどのような王か
邪馬台国の政治構造
倭の女王と交易
卑弥呼「以て死す」
日本列島に生きた“卑弥呼たち”とその末裔
気候変動からみた「邪馬臺国」
暦のあけぼの
邪馬台国をめぐって
邪馬台国への道程
邪馬台国は二ヵ所あった
古墳の出現と神獣鏡
邪馬台国から倭政権へ
著者等紹介
直木孝次郎[ナオキコウジロウ]
1919年、兵庫県神戸市生まれ。43年、京都帝国大学文学部国史学科卒業。69年、文学博士。大阪市立大学教授、岡山大学教授を経て、現在、大阪市立大学名誉教授・相愛大学客員教授
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- 和書
- 明徳記 岩波文庫