• ポイントキャンペーン

柳田国男論集成

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 361p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784878935084
  • NDC分類 380.1
  • Cコード C0021

内容説明

柳田国男の思想と生涯の解明を中軸に、日本保守主義論、地方改良運動論へと展開された民俗学の発生と日本近代の意味を問う論跡の全貌。単行本・著作集未収録論考8編、対談2編を網羅した初の決定版。

目次

柳田国男伝(柳田国男―その人間と思想;柳田国男拾遺)
柳田国男論(未来を愛すべきこと;政治における空想と素朴 ほか)
保守主義(保守主義と転向―柳田国男・白鳥義千代の場合;日本保守主義の体験と思想)
地方改良運動(明治政治思想史の一断面―「地方」の擬制と実体をめぐって;地方改良運動について ほか)
対談(民族主義は有効か;猛烈なる精神―柳田国男と現代)

著者等紹介

橋川文三[ハシカワブンソウ]
思想史家・評論家。1922年1月1日、長崎県対馬に生まれ、広島に育つ。1945年、東京大学法学部政治学科卒業。日本政治思想史専攻。戦後、編集者生活の送るかたわら、丸山真男の下で学ぶ。1960年2月、『日本浪曼派批判序説』を刊行。以後、政治思想から文学に及ぶ多彩な領域で著作活動を行なう。1970年より明治大学政経学部教授。1983年12月17日、死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。