八切意外史<br> 徳川家康は二人だった

八切意外史
徳川家康は二人だった

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  • サイズ 新書判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784878934803
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

松平元康は実は死んでいた―隆慶一郎『影武者徳川家康』に先駆けた衝撃の問題作。

内容説明

松平元康は実は死んでいた!?隆慶一郎『影武者徳川家康』に先駆けた衝撃の問題作。

目次

何故ならば
尾張の信長
願人坊主
美濃反乱
浜松曳馬城
松平元康と対決

著者等紹介

八切止夫[ヤギリトメオ]
1914~87。小説家。名古屋市生まれ。日本大学、明治大学で講師を務めた後、64年、「寸法武者」により第三回小説現代新人賞受賞。67年、『信長殺し、光秀ではない』『寸法武者』を刊行。以後、「八切史観」とよばれる独自の史観に基づく歴史小説や評論など膨大な著作を発表
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

古古古古古米そっくりおじさん・寺

35
『信長殺し、光秀ではない』『上杉謙信は女だった』等を発表し、今なお密かに語られる奇説を大量に遺し、異端の歴史家と呼ばれる作家・八切止夫コレクションの一冊。私も昔、日本シエル出版(八切が自費出版していた自らの出版社)の著作に「八切止夫の本は合法的に著作権を放棄しています 」とあって驚愕した。本書のシリーズは印税無用だったのだろうか?。本書は有名な徳川家康替え玉説を八切流に小説化したもの。八切の奇説は駄洒落や語呂合わせとしか思えぬものばかりなのだが、その誇大妄想の史観には感嘆。奇人の著作である。2015/02/12

おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず

34
『信長殺し、光秀ではない』はトンデモないベストセラーだったが、他の本が売れない。止むを得ず日本橋蛎殻町にシェル出版を出ちあげ、発行。赤字は消火器の販売で埋めた。この本は「影武者徳川家康」の種本。隆慶一郎氏は参考図書にも挙げていない。ま、ほかの作者さんも同じようなもので井沢元彦氏が「逆説の日本史」に載せたことを例外とする。2016/08/16

Norico

15
タイトルに心惹かれて、隆慶一郎さんの影武者…みたいなものかと読みはじめたのですが、文書が難しくてなかなか頭に入っていかず…。読み終わるまで時間かかった割に、内容理解できてない気がします。でも、奇説やトンデモ本は好きなので、「信長殺し…」も読んでみようかなぁ。2016/09/17

tekesuta

2
本編とは直接関係ないけど、尾張名古屋は江戸時代、叛骨の地であったことを知った。そうなるとなるほど尾張柳生と江戸柳生の確執が小説にあったりするのもうなづける。 2011/10/21

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