内容説明
密かに画策される蠱疾の神＝信長謀殺の網。抜け駆けた光秀は秀吉に討たれ、遂に秀吉は天下人となるが…。
著者等紹介
黒須紀一郎［クロスキイチロウ］
１９３２年、千葉県生まれ。１９５５年、早稲田大学文学部卒業。日活株式会社入社。映像本部企画部長、テレビ本部企画部長を経て現在フリープロデューサー
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感想・レビュー
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邑尾端子
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表の世界の最高権力者となって自分の陰の部分を消していく秀吉と、最後まで裏の世界たる「陰の一族」のトップに君臨し続けるお寧が水面下で争いながら歴史をつくっていくという構造は個人的には新鮮だった。歴史のピースの欠けた部分を作家の想像力で補っていくのが歴史小説の醍醐味だと思うが、その意味で実に面白いピースを充てられたのではないか。2012/08/27
まさみつ
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１部２部となっているが、要は上下巻。とにかく面白い。2009/02/28
