シャルル・フーリエ伝―幻視者とその世界

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  • サイズ A5判/ページ数 501p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784878933912
  • NDC分類 309.2
  • Cコード C0098

内容説明

「明敏な洞察」と「奇妙な思弁」が混在する稀代の幻視者の生涯をあますところなく描き、その思想形成過程を詳細に浮き彫りにした初めての本格評伝。

目次

第1部 在野の独学者(幼年時代;革命の一〇年間 ほか)
第2部 理論(文明批判;情念の解剖学 ほか)
第3部 パリの予言者(大論発行;パリの地方人 ほか)

著者等紹介

ビーチャー,ジョナサン[ビーチャー,ジョナサン][Beecher,Jonathan]
1959年度ソルボンヌ政治研究学院、1962‐63年度高等師範学校留学の後、1967年ハーヴァード大学にて博士号取得。カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校歴史学教授。フランス史、ヨーロッパ思想史、ロシア思想史専攻。『フーリエ伝』で、フランス政府より1998年度教育功労章受章

福島知己[フクシマトモミ]
1971年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程在学。パリ第7大学社会学部博士課程在学(2001年4月現在)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
初期社会主義2022/03/28

早乙女まぶた

1
思想そのものよりもフーリエ自身に興味がある。彼の孤独は惹き付けるものがある。思ったほど社会的に黙殺されていたわけではないということがこの本には書いてあるけれど、それでも彼は孤独な人だったという印象を拭えない。後年、彼の思想に共鳴した弟子たちがいるのだが、フーリエの思想を完全に理解していた人はいないように思える。それほど不可解だったのだろうけれど結局フーリエ思想にまつわる活動の失敗の原因はそこにあったのだと思う。2014/05/10

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