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ナボコフ短篇全集〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 508p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784878933684
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

「言葉の採集者」が織りなす荘厳華麗なる言語世界。英米文学者とロシア文学者による初めての全篇新訳。

著者等紹介

ナボコフ,ウラジーミル[ナボコフ,ウラジーミル][Nabokov,Vladimir]
「言葉の魔術師」と呼ばれ、ロシア語と英語を自在に操った、20世紀を代表する多言語作家。1899年4月23日、サンクト・ペテルブルグに生まれる。1919年、ロシア革命で家族とともにイギリス経由でドイツに亡命。ケンブリッジのトリニティ・コレッジを卒業。1922年からベルリンに住み、シーリンの筆名でロシア語による創作活動を開始する。1940年、アメリカに渡って市民権を獲得し、ウェルズリー大学やコーネル大学で文学を教えるかたわら、英語での執筆活動に取り組む。1955年にパリで出版された『ロリータ』が全米でベストセラーになる。1961年、スイスのモントルーに移住して創作に専念。1977年没

諌早勇一[イサハヤユウイチ]
1948年茨城県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程中退(文学修士)。同志社大学言語文化教育研究センター教授

貝沢哉[カイザワハジメ]
1963年東京生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程(ロシア文学専攻)単位取得退学。早稲田大学文学部教授

加藤光也[カトウミツヤ]
1948年秋田県生まれ。東京都立大学人文科学科博士課程(英文専攻)中退。東京都立大学人文学部教授

杉本一直[スギモトカズナオ]
1960年東京生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程(ロシア文学専攻)単位取得退学。愛知淑徳大学助教授

沼野充義[ヌマノミツヨシ]
1954年東京生まれ。東京大学大学院博士課過程単位取得退学、ハーヴァード大学スラヴ文学修士。東京大学大学院人文社会系研究科助教授

毛利公美[モウリクミ]
1969年東京生まれ。ラジオ局「ヴォイス・オブ・ロシア」(モスクワ)勤務を経て、現在東京大学大学院人文社会系研究科・欧米系文化研究専攻(スラヴ語スラヴ文学専門分野)博士課程在籍

若島正[ワカシマタダシ]
1952年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。京都大学大学院文学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amanon

2
上巻に比べると、やや難解で、また女性が主人公の作品が幾つか見られるのが興味深かった。いわゆる起承転結やオチを期待もしくは予想して読み進めると、あっけなくそれがはぐらかされるという作品がかなりの割合を占めるため、多くの読者は何やら宙ぶらりんの気持ちにさせられることになるだろう。そこが作者の醍醐味の一つなのかもしれないが。個人的に分かりにくい作品の筆頭に挙げられるのが「孤独な王」。カフカやボルヘスを思わせる寓話的要素が強い作品だが、一読しただけでは人間関係がよく理解できず、著者に化かされたような気になった。2016/03/19

MatsumotoShuji

0
020911

コウ

0
★★★☆☆2008/06/10

ちゃのあきこ

0
非常事態宣言が出されて書店休業図書館休館。この機会に20年前に買ったまま寝かせてた全集2冊を開いた。ボリュームたっぷりな作品集をGW終了前に驚異的なスピードで読了。ちゃんと理解できたのは3作くらい…。感想も浮かばぬ。たぶん購入当時なら理解できていた、のかな?脳みその老化を改めてつきつけられました。2020/05/05

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