ありふれた老い―ある老人介護の家族風景

ありふれた老い―ある老人介護の家族風景

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784878932137
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

いずれ誰もが経験する、ありふれた老いをめぐる、ありふれた家族の風景―在宅介護の苦労のすえ、ストレスで倒れる妻。「死んだほうが…」と呟き、老人ホームから帰れる日を待つ老父。おじいちゃんの下の世話をする潔癖症の孫娘。危篤騒ぎで久しぶりに集まり、話をはずませる兄弟たち。哀切きわまる高齢者病棟の老人たち。そして、沈黙の老父の脳裏には、幼い日の子供たちの姿が駆けめぐっている…。

目次

1 松下家の“老人問題”の幕開け―それはドタッ!で始まった
2 老人ホーム入所…悲惨という言葉は禁句に
3 父の危篤で兄弟が勢揃い…思いがけない新年会
4 入院…子供になってゆく父
5 在宅介護…一家が共倒れの危機に
6 父の人生…貪ることを知らないつましい一生
7 再入院…つらさがつのる老人病棟
8 最後の元旦を迎える…この病棟だけは餅は出ません
9 危篤、そして奇跡的な蘇生…魂をつなぎとめる
10 命の最後のたたかい…食べることをやめた父の口

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コギー

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図書館本。94年刊行。著者の松下竜一は、大分県は中津で豆腐屋を営んでいたが、後に作家に転身する。作家として著名であったが、作品は一向に売れず、経済的にはおおよそ裕福とは言い難い状態であったが、本人はそれを堂々と書き、多くの読者から愛されていた。この本は実父の介護日記。介護保険もなかった時代、そのようなことをするのは経済的にも厳しかった中で、家族全員が父親への愛情を最後まで失わず、父親自身も天寿を全うできたのは、やはり見事であったと思う。2024/06/29

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