内容説明
地名を知ることは、未来への道しるべにもなる。感性ゆたかな女流歌人が県内各地の地名を巡り、そこに色濃く残る人々の心や土地の歴史に想いを馳せる紀行エッセイ集。朝日新聞に3年余りにわたり連載!
目次
1 西部エリア(膝折―朝霞市;新倉―和光市 ほか)
2 秩父エリア(長瀞―長瀞町;出牛―皆野町 ほか)
3 北部エリア(熊谷―熊谷市;妻沼―熊谷市 ほか)
4 東部エリア(行田―行田市;北河原・南河原―行田市 ほか)
5 中央エリア(鴻巣―鴻巣市;滝馬室―鴻巣市 ほか)
著者等紹介
沖ななも[オキナナモ]
昭和20年(1945)茨城県古河市に生まれる。加藤克巳主宰の「個性」に入会。終刊により「熾」創刊・代表となる。現代歌人協会賞、埼玉文芸賞、埼玉文化賞ほか受賞。現代歌人協会常任理事、埼玉県歌人会副会長、NHK友の会選者。朝日新聞埼玉版、埼玉新聞、茨城新聞など短歌欄の選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
LUNE MER
11
歌人でもある著者が、埼玉県内の各地名の由来とそれにインスパイアされた一句を詠む(見開き毎)、というコンセプトの一冊。直前に、やはり埼玉の地名に関する本を読んだところなのだが、(申し訳ないのだけど)現地を訪れることなく文献を参照したのみであっさりまとめられてしまっていると感じた箇所もいくつかあり、先に読んだ本に比べると、その土地に埋もれた歴史に踏み込もうとする意志の強さという点で弱いと感じてしまった。2020/09/21
澄
8
【立読】題名にひかれて。もっと深い内容だったらな〜2015/08/14
yukioninaite
0
あっという間に読みました。ちょっと淡泊というかサラっと表面だけだなぁ。もっと絞って深く知りたかったかも。2015/04/13
-
- 電子書籍
- dancyu - 2020.1月号