内容説明
郷土のルーツを探る重要な手がかりとなる地名。その由来や知られざるエピソードなどを交えながらわかりやすく解説。10世紀前半に使われていたものから、現代に生まれたものまで、167の地名を紹介。「スマイルよみうり」創刊号から14年間に渡って掲載された人気コーナー「地名百科」を単行本化。
目次
新羅郡の新設と四市域の連帯
新座市域(新座市域現況地名一覧;あたご ほか)
志木市域(志木市域現況地名一覧;秋ヶ瀬 ほか)
朝霞市域(朝霞市域現況地名一覧;朝霞 ほか)
和光市域(和光市域現況地名一覧;赤池 ほか)
著者等紹介
神山健吉[カミヤマケンキチ]
1930年東京・上野桜木町に生まれる。1955年東京教育大学(現筑波大学)文学部卒。読売新聞社入社。1985年読売新聞社定年退職。その後、出版社、編集プロダクション、広告代理店等に勤務。志木市史編纂委員、編集委員、志木市郷土史研究会長、埼玉県郷土文化会副会長、志木市文化財保護審議会長、埼玉県文化財保護協会理事、いろは市民大学学長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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DEEP埼玉
1
野火止(新座市)、引又(志木市)、膝折(朝霞市)など、由緒のある地名が目につく。紆余曲折して現在の市名に落ち着いた経緯が面白い。ひょっとしたら、新座市は「にいくら(新座)市」、志木市は「ひきまた市」朝霞市は「ひざおり市」、和光市は「にいくら(新倉)市」と呼ばれていた可能性があった。和光市は、そもそも大和市になるはずが同名自治体多数で断念し、「平和・栄光・前進」を意味する造語「和光」に落ち着いた。律令以来の「二字雅名」というルールが現在まで一貫して意識されているように思える。2023/06/16
武隈
1
新座市の地名は、新羅、高句麗が由来と聞いていましたが、その他にも歴史のある地名が多く、興味深く読みました。2014/03/05
k_jizo
0
★★2014/11/02