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内容説明
都市化の進む埼玉で静かに消え去ろうとしている茅葺き屋根の古民家たち。40年間、2600カットに及ぶ写真の中から埼玉の風土に根ざした古民家を収録。昔人の知恵の宝庫である古民家が、失われた日本人の暮らしの記憶を今によみがえらせてくれる。
目次
1 埼玉の風土と古民家(山地の古民家;丘陵・台地の古民家;低地の古民家;養蚕と古民家;洪水と古民家)
2 古民家の形(寄棟造り;入母屋造り;切妻造り;曲屋(角屋))
3 古民家と暮らし(門・塀・生垣;庭;玄関;土間・台所・いろり;部屋と縁側;付属屋;井戸;家の神々;廃屋)
4 屋根葺きと職人(屋根葺き;屋根材のいろいろ;火伏せの信仰)
5 保存・公開されている古民家
著者等紹介
大久根茂[オオクネシゲル]
1952年、埼玉県生まれ。立教大学文学部史学科卒。1975年より埼玉県立博物館(現在県立歴史と民俗の博物館)をはじめとする県内の博物館、埼玉県史編さん室、埼玉県教育局文化財保護課などを歴任。2013年に退職し、現在は県立自然の博物館で再任用勤務。川越市文化財保護審議会委員、埼玉民俗の会会員、荒川を撮る会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。