内容説明
二人の生きた時代と周辺の人々を情景豊かに描き、不遇の作家・沙和宋一と太宰治を結ぶ縁をたぐりよせる。
目次
志村秀太郎『忘れ得ぬサムライたち』に誘われて
沙和宋一の生い立ちと太宰治との出会い
太宰治の親友愛と作家愛
沙和急死の年に太宰没後二十年展
唖蝉坊・知道・茶太楼と沙和宋一
ふたたび「茶太楼新聞」を見る
小さなピカレスクロマン
沙和宋一の弘前時代を見直す
沙和宋一、東奥日報社へ
『博浪沙』と井伏鱒二―昭和二十年七月の沙和と太宰〔ほか〕
著者等紹介
榊弘子[サカキヒロコ]
1928年青森市生まれ。青森県立青森高等女学校卒。文芸冊子『木綿』同人
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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