内容説明
著者がいま試みていることは、これから大変な苦境に立つであろう日本の子ども達に、これを切り拓く暮らしの原点や自然の豊かな感覚、自然のもつ生命の循環などをみつめること、まさに人生の根源となる山川草木や土を体験させることである。この追体験こそがいつか将来挫折した時の魂の癒しとなって甦るものになる。本書はいのちや暮らしの原点を、いまの都市の子どもに育みたいとの願いから刊行された。
目次
第1章 けやの森の教育(“自然”と“生きる力”;新しい教育を打ち立てよう)
第2章 けやの森の春・夏・秋・冬(クラスの名前を決めよう;ペアってなあに?;けやの森探検 ほか)
第3章 自然塾の実践(冒険活動;調査・観察;つくる・あそぶ)
著者等紹介
佐藤朝代[サトウアサヨ]
1945年生まれ。東京女子体育大学卒。緑が丘学園短大、東京女子体育大学講師を経て、1977年けやの森学園幼稚舎を夫と共に設立。1992年けやの森自然塾を設立。1999年NPOけやの森自然塾として県より認証を受け、理事長に就任、現在に至る
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