内容説明
横道にそれ、脇道に迷い、ときには道草をくう。そして、歩き続ける。荒川の風を感じながら…脈々と流れる悠久な文化を探る。
目次
1 荒川流域を歩く
2 稲作のルーツ
3 遺跡をたどる
4 開拓のいぶき
5 歴史を掘る
6 民俗あらかると
7 追われる獣たち
著者等紹介
吉川国男[ヨシカワクニオ]
1937年埼玉県秩父市に生まれる。1960年早稲田大学文学部史学科卒業。高校教諭を経て、埼玉県教育局・県民部で文化財行政、荒川総合調査等に従事。埼玉県立博物館学芸部長、同県立民俗文化センター所長、同県文化財保護課長等を歴任。現在埼玉大学・立正大学・早稲田大学で考古学・博物館学を講義。著書・論文に『泉福寺』(さきたま出版会)。『関東の住まい習慣』(共著、明玄書房)。『日本の古代遺跡―埼玉県』(共著、保育社)。「東国における条里制の施行形態」「大宮台地のドロツケ」等論文多数
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