内容説明
著者は昭和五十五年の六月二十八日、浦和市内「ヴェルデ」の会場を皮切りに、「宝井琴鶴(馬琴の前名)埼玉を語る夕べ」を始め、現在も続けている。本書は、それら労作の中から十席の講談を選んで、収録したものである。
目次
武蔵武士の典型―畠山重忠
関東七人男―侠客赤尾の林蔵
川越城主・智恵伊豆―松平信綱
信念の人―高野長英
青葉の苗―熊谷直実
苦労と努力の栄達―塙保己一と根岸肥前守
意気に感ずる二人―鉄舟と次郎長
智仁勇兼備の名将―木曾義仲
信玄の娘―見性院と保科正之
天下の傑物―若き日の渋沢栄一
-
- 和書
- アメリカ政治の実際