内容説明
次代の奈良(大和)を、少しでも良くしたい。本書では、奈良の発展や変化の「分岐点」に立つ人物を「大和の国のリーダーたち」と呼ぶことにした。ある時点で「せーの」で一斉に取りかかったのではない。分野も活躍年代も同じではない。お殿さまもいれば、農民や商人もいる。顔見知りのお仲間ではないのだ。共通項は、たったひとつ。「志」だ。
目次
浅田松堂―大和絣の発明者
大和高田の豪商村島氏と長州藩―繰綿と塩の交易をめぐって
豊井紡績所と前川迪徳
柳澤保申と士族授産事業
農業のリーダー 中村直三の足跡
奥田木白と赤膚焼
大和売薬の発生と発展―米田家が果たした役割
土倉庄三郎―「不動」の人
著者等紹介
中島敬介[ナカジマケイスケ]
奈良県立大学ユーラシア研究センター特任准教授、副センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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