内容説明
呉竹は、奈良の伝統としての墨文化に「墨液」と「筆ペン」という革新をもたらしました。本書は、呉竹の歴史にはじまり、日本で初めて筆ペンを開発した呉竹の知られざる開発秘話など、著者が墨とともに歩んできた人生を記録した物語です。
目次
第1章 呉竹のあゆみ(私の学生時代;呉竹の創生期 ほか)
第2章 呉竹と私(呉竹精昇堂に入社;希望叶わず総務へ ほか)
第3章 競合他社と海外進出(筆ペンで頭一杯の日々;好調の筆ペンに気をとられ… ほか)
第4章 優秀なる商品、必ず勝つ(勝ってカブトの…初心にかえる;経営者一族であるが故にやらねばならないこと ほか)
第5章 墨とともに歩んで(地元私立学園の理事長に;生かされた命 ほか)
付録 墨を語る