内容説明
奈良町の南エリアは、地域住民による歴史の掘り起こしの運動、元興寺文化財研究所による地域史研究、京終駅のリニューアルによって、改めてその歴史文化が注目されつつあります。そんな地域の歴史と文化を知るための「初めて」にして「決定版」の一冊です。
目次
第1章 平城京の時代(古代)(京終にも古墳があった;平城京の成立 ほか)
第2章 歴史都市奈良を形作った町と村(中世・近世)(郷の登場と商人・職人たち;元興寺と貝塚郷・京終郷の人々 ほか)
第3章 少し昔の暮らしと産業(近代)(奈良の「勝手口」だった京終駅;京終駅周辺を駆け抜けた路線バス ほか)
第4章 寺社と信仰(椚神社と肘塚の寺社;飛鳥神社と京終の寺社 ほか)
第5章 紡がれる伝統―年中行事(京終の春日講;京終町のノガミサン(野神さん) ほか)