内容説明
飛鳥・藤原宮跡、平城宮跡の発掘に端を発し、常に考古学調査の最先端を切り拓いてきた奈文研創設60周年を記念し、その成果と展望をまとめて紹介。
目次
発掘が塗りかえる古代史―都城の発掘調査六〇年
古寺社の古文書が語りだす歴史―南都の古文書調査から
掘らずに土の中をみる―遺跡探査の応用と成果
文化遺産を守り伝える科学技術―伝統の技と科学の力
遺跡を現在に活かし、未来に伝える―平城宮跡の保存と整備
海外の遺跡をまもる―国際協力としての文化遺産保護
写真で見る奈文研の六〇年史―奈文研六〇年の軌跡と展望