いのちをつなぐ―移りし刻を生きた人とともに

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  • サイズ 20判/ページ数 183p
  • 商品コード 9784878041037
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C3047

内容説明

人の暮らしを見据え続ける看護の眼差し。回想の人々を愛しみ、老いと生死観を想う。辰巳芳子(料理研究家)、田畑正久(医師)との対談を収載。

目次

1(明治の女性たちの生き方;祖母の教えと智恵の伝承;ある家族の形がもたらした高齢者の病院死)
2(あの日以来の野蒜の空に祈る;亡き進との対話;亡夫の闘病が問う いのちの実感 ほか)
3(凛として生き抜いた看護の大先達;自分らしく生き逝きたい 高齢者の権利に敏感でありたい―ある老健施設で感じたこと;ともに学び暮らした友の無念 ほか)

著者等紹介

川嶋みどり[カワシマミドリ]
1931年、京城(現・ソウル)にて生まれる。1951年、日本赤十字女子専門学校卒業。日本赤十字社中央病院小児病棟勤務、日本赤十字女子専門学校専任教員、日本赤十字女子短期大学助手、日本赤十字社中央病院耳鼻科外来係長を経て、1971年退職。2003年から2011年まで日本赤十字看護大学教授(2006年から2010年は看護学部長)。現在、健和会臨床看護学研究所所長、一般社団法人日本て・あーて、TE・ARTE、推進協会代表理事、日本赤十字看護大学名誉教授。東京看護学セミナー結成(1965年)より現在まで世話人代表。1971年毎日新聞社第1回「日本賞」(共同研究)受賞。1995年第4回若月賞受賞。2007年第41回ナイチンゲール記章受章。2015年第1回山上の光賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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