内容説明
昆虫学者にして俳人の著者が日本の四季を昆虫を通して精査した渾身の歳時記。
目次
春(初蝶―春のさきがけ;蝶―花から花へ荘子の夢 ほか)
夏(にいにい蝉と油蝉―夏讃歌;熊蝉とみんみん蝉―夏の王者 ほか)
秋(秋の蝉―夏の名残り;鳴く虫―叢の楽師たち ほか)
冬(冬の虫―春を待つ姿;綿虫―雪のさきぶれ ほか)
著者等紹介
中尾舜一[ナカオシュンイチ]
俳号、青々舎。1926年(大正15年)、福岡県に生まれる。1953年、九州大学農学部卒業。56年九州大学大学院(昆虫学専攻)中退、久留米大学医学部講師となる。助教授を経て、63年教授。92年久留米大学名誉教授。農学博士・医学博士。専攻昆虫学。1992年、「天籟通信」俳句会に同人として入会。1993年、「蕗」俳句会入会
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