内容説明
マイカルージンとはイラン高原を中心に設けられた地下水路式の灌漑施設のことである。うたいたい―そう願う著者の澄んだまなざしが択えた折々の芸術、自然、そして人。水のように流れることばで、せせらぐ思いを綴った、初のエッセイ集。
目次
1 洸の章(銀化―一九八七・松涛美術館;野にある石の―福林寺磨崖仏;光で描かれたもの―土門拳記念館 ほか)
2 涛の章(天鼓;美し風;円環 ほか)
3 漂の章(風羅坊、旅行く;ふるさとを訪ねて―馬篭・藤村記念館;海が見える窓 ほか)
著者等紹介
菊池久恵[キクチヒサエ]
1964年、岩手県生まれ。国学院大学文学部卒業。岩手大学人文社会科学研究科修了。「海が見える窓」で1994年第九回岩手日報文学賞随筆賞受賞、「『暗闇』に浸る」で2000年第五回もりげき演劇賞批評部門賞受賞。盛岡市在住
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