基礎から学ぶ、ハンセン病問題―教訓を“希望ある未来”に生かすために

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基礎から学ぶ、ハンセン病問題―教訓を“希望ある未来”に生かすために

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784877988760
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C3036

内容説明

ハンセン病問題は、私たちの未来を映す鏡である。その教訓は生かされているか?過去を見つめ、その教訓を生かし、未来への希望を確かなものとするために風化させてはならない。中学生からシニアまで学び始めの、学び直しの一冊。

目次

第1部 戦前・戦中のハンセン病問題の歴史(戦前・戦中の日本のハンセン病政策;戦前・戦中の「無癩県運動」;戦前・戦中のハンセン病療養所の患者たち)
第2部 戦後のハンセン病問題の歴史(戦後の日本のハンセン病政策―「らい予防法」成立まで;戦後の「無らい県運動」―「らい予防法」成立まで;戦後のハンセン病患者・回復者(療養所)の状況―「らい予防法」成立まで
「らい予防法」成立後の政策―無らい県運動・当事者たちの動向)
第3部 3つの差別事象から考える差別と偏見の所在(菊池事件;黒髪校事件;温泉ホテル宿泊拒否事件;今も深刻な差別偏見と多様な正当化のロジック)
第4部 ハンセン病問題をめぐる一連の裁判(「らい予防法」違憲国賠訴訟;家族訴訟;菊池事件国賠訴訟;地裁判決で残された問題)
第5部 ハンセン病問題の今―未来につなぐ(差別偏見の解消;ハンセン病問題基本法の改正;ハンセン病問題の教訓を生かす;人権教育啓発の改善;私たち、一人ひとりの取組みで希望の未来を)

著者等紹介

内田博文[ウチダヒロフミ]
1946年大阪府生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。九州大学名誉教授。専門は刑事法学(人権)、近代刑法史研究。国立ハンセン病資料館館長(2021年~)、熊本県ハンセン病問題啓発推進委員会委員長(2015年~)、全国精神医療審査会連絡協議会理事(2017年~)、ハンセン病市民学会共同代表(2005年~)などを務める。厚生労働省第三者機関「ハンセン病問題に関する検証会議」(2002~2005年)副座長、同「ハンセン病問題に関する検証会議の提言に基づく再発防止検討会」(2006~2019年)座長代理等を務めた。ハンセン病患者の権利擁護を中心とする医療基本法や差別禁止法の法制化の問題のほか、こどもの権利問題にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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