「小さな主語」で語る香港デモ

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「小さな主語」で語る香港デモ

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  • サイズ A5判/ページ数 432p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784877987664
  • NDC分類 309.022
  • Cコード C0036

内容説明

様々なバックグラウンドを持つ香港に生きる人々は、デモの中でどのように生きてきたのか。民主派VS親中派、和理非派VS勇武派では語り尽くせない、14人それぞれの物語。

目次

第1部 長い目で見た香港デモ(わたしが見た香港―そして、変わってしまった友へ AA(香港在住20年の日本人)
96年生まれの日本アニメオタクが見た香港デモ BB(日本アニメ愛好者の香港人) ほか)
第2部 「香港人」意識とデモへの感情(在日香港人が見た香港デモ 伯川星矢(在日香港人のライター)
民主運動を香港人はどう捉え、どう表現し、どう拡散したのか 増田佳苗(香港の広告代理店で働く日本人) ほか)
第3部 教育現場と国際都市の中の香港デモ(80ヶ国から生徒が集まるインターナショナルスクールが受けた影響 GG(インターナショナルスクールへの日本人留学生)
「隔離された国際社会」 HH(香港在住日本人高校生) ほか)
第4部 あらゆる場所の政治化(小説『時代』―「新移民」が見た香港デモ えこ(新移民の大学生)
聴覚障害者と香港デモ LL(香港中文大学で手話研究をする日本人大学院生) ほか)

著者等紹介

石井大智[イシイダイチ]
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、香港中文大学大学院に進学。人の移動に関心を持ち、中学生の時に難民が多く避難するヨルダンに渡航。慶應大在学中には香港の重慶大厦で難民支援を行う。専門は文化人類学と移民研究で、特に留学生の移動と就業、エスニックマイノリティーによる現地コミュニティーの発展に関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yusuke Sugahara

2
多くの手記はプロの手によるものでなく文章は読みにくいが,そのためにかえってリアリティが刺さる.村上春樹風小説に仮託した手記も胸を打つ.コロナ前なので大昔のことに感じられるけど,状況は何も好転していない.2022/03/06

ウマカラス

1
とかく民主派、親中派と、2分して考えてしまうものだが、実際はそんな簡単な話じゃないという切り口が良い。冒頭に説明がある通り、若干登場人物に偏りもあるが、とにかく「小さな主語」にフォーカスしているので読み応えは充分。日本人留学生が語る香港に対する様々な疑問は非常に共感できる。そもそも歴史的にも地域的にも複雑過ぎる背景を持つ香港を、シンプルに語ることは難しい。そういった香港の事件を知るための、一つの貴重な記録になってると思う。小説も良かった。2021/05/06

Yonowaaru

0
かなり長い間、というか途方もない間に積んでいた一冊。中々日常生活に政治を持ち込むと精神的な負担があるということもあり、読める時期、読めない時期もあった。今でも終わらないであろう香港デモの、自分が当時をある程度認知していた一ページ。石井さんと、本書に思い入れがあって助けていったであろう人たちが纏めたこれは、一次資料といえるかは別として、この世のただ一つのものであろう。稚拙なままの文章、矛盾を抱えたままの文章を敢えて必要以上に分析せず、それぞれの書き手の人となり、スタイルが出ていて、非常に面白かった。2024/05/13

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