内容説明
様々なバックグラウンドを持つ香港に生きる人々は、デモの中でどのように生きてきたのか。民主派VS親中派、和理非派VS勇武派では語り尽くせない、14人それぞれの物語。
目次
第1部 長い目で見た香港デモ(わたしが見た香港―そして、変わってしまった友へ AA(香港在住20年の日本人)
96年生まれの日本アニメオタクが見た香港デモ BB(日本アニメ愛好者の香港人) ほか)
第2部 「香港人」意識とデモへの感情(在日香港人が見た香港デモ 伯川星矢(在日香港人のライター)
民主運動を香港人はどう捉え、どう表現し、どう拡散したのか 増田佳苗(香港の広告代理店で働く日本人) ほか)
第3部 教育現場と国際都市の中の香港デモ(80ヶ国から生徒が集まるインターナショナルスクールが受けた影響 GG(インターナショナルスクールへの日本人留学生)
「隔離された国際社会」 HH(香港在住日本人高校生) ほか)
第4部 あらゆる場所の政治化(小説『時代』―「新移民」が見た香港デモ えこ(新移民の大学生)
聴覚障害者と香港デモ LL(香港中文大学で手話研究をする日本人大学院生) ほか)
著者等紹介
石井大智[イシイダイチ]
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、香港中文大学大学院に進学。人の移動に関心を持ち、中学生の時に難民が多く避難するヨルダンに渡航。慶應大在学中には香港の重慶大厦で難民支援を行う。専門は文化人類学と移民研究で、特に留学生の移動と就業、エスニックマイノリティーによる現地コミュニティーの発展に関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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