コンセプトとしての人権―その多角的考察

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コンセプトとしての人権―その多角的考察

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784877986612
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C1036

出版社内容情報

「人権」は法的な問題と捉えられがちであるが、はたしてそうだろうか。実は、人権に関する最も重要な問題のいくつかは、法的分析によって答えることができない。むしろ、哲学や社会科学のほうが答えを見出すのにふさわしいことがある。学際的な観点で人権に光を当ててみる。

第2版はしがき 謝辞 翻訳者はしがき

1 はじめに――人権を考える
現実/概念/社会科学/人権法を超えて/結論

2 起源――自然権の盛衰
なぜ歴史か/権利と専制君主/正義と権利/自然権/革命の時代/自然権の衰退

3 1945年以降――権利の新たな時代
国連及び人権の復活/世界人権宣言/理論から実践へ/冷戦/冷戦後/9.11とその後/結論

4 人権理論
なぜ理論をみるのか/人権理論/権利/正当化/具体化/民主制/その他の価値/義務と負担/権利間の対立/人権に対する異論/結論

5 社会科学の役割
イントロダクション──人権と社会科学/法学の優越とその批判/政治学/社会学/社会心理学/人類学/国際関係論/結論

6 普遍性、多様性及び差異性――文化と人権
文化帝国主義の問題/文化相対主義/少数者の権利/先住民族/民族自決権/女性の権利/児童の権利/性的少数者

7 人権をめぐる政治
人権をめぐるリアル・ポリティクス/ブーメラン理論/人権をめぐる国内政治/人権侵害を説明する――計量的アプローチ/世界政治におけるNGO/結論

8 グローバリゼーション、開発、貧困――経済と人権
グローバリゼーション/世界的な貧困と不平等/経済的及び社会的権利/発展/発展の権利/発展の原因/貿易と投資/企業/国際的な金融機関/気候変動/グローバル・ジャスティス――地球規模の社会正義/結論

9 21世紀の人権
歴史の教訓/人権への反論/人権法を超えて/終わりに

マイケル・フリーマン[マイケル フリーマン]
著者:マイケル・フリーマン(Michael Freeman)
英国エセックス大学名誉教授。PhD(エセックス大学)。人権理論と実務、とくに世界の貧困と人権、文化相対主義について研究する。これまでに日本、米国、スコットランド、中国、ブラジル、メキシコ、スウェーデン、南アフリカなど、20カ国以上の大学で講義を行った。アムネスティ・インターナショナル英国支部長や国際評議員会議の議長代行も歴任。主な著作として、本書のほか以下がある。Nationalism and Minorities (Belgrade: Institute of Social Sciences, 1995, co-editor). Edmund Burke and the Critique of Political Radicalism (Oxford: Blackwell, 1980). Frontiers of Political Theory (Brighton: Harvester Press, 1980, co-editor).

高橋 宗瑠[タカハシ ソウル]
監訳:?橋宗瑠[監修]
英国の国際人権NGO、Business and Human Rights Resource Centre(ビジネス・人権資料センター)初日本代表、青山学院大学法学部講師、立教大学講師、創価大学文学部講師。英国エセックス大学大学院にて法学修士号(国際人権法)取得。アムネスティ・インターナショナルの日本支部及び国際事務局(ロンドン)で勤務後国際連合に転職、ジュネーブなどを経て 2009年3月より 2014年 5月まで国連人権高等弁務官事務所パレスチナ副代表を務める。著書に「パレスチナ人は苦しみ続ける:なぜ国連で解決できないのか」(2015年、現代人文社)、Human Rights and Drug Control: The False Dichotomy (Hart Publishing、2016年)、Human Rights, Human Security, and State Security: the Intersection(Praeger Security International、2014年)。

目次

1 はじめに―人権を考える
2 起源―自然権の盛衰
3 1945年以降―権利の新たな時代
4 人権理論
5 社会科学の役割
6 普遍性、多様性及び差異性―文化と人権
7 人権をめぐる政治
8 グローバリゼーション、開発、貧困―経済と人権
9 21世紀の人権

著者等紹介

フリーマン,マイケル[フリーマン,マイケル] [Freeman,Michael]
英国エセックス大学名誉教授。PhD(エセックス大学)。アムネスティ・インターナショナル英国支部長や国際評議員会議の議長代行も歴任

高橋宗瑠[タカハシソウル]
英国の国際人権NGO、Business and Human Rights Resource Centre(ビジネス・人権資料センター)初日本代表、青山学院大学法学部講師、立教大学講師、創価大学文学部講師。英国エセックス大学大学院にて法学修士号(国際人権法)取得。アムネスティ・インターナショナルの日本支部及び国際事務局(ロンドン)で勤務後国際連合に転職、ジュネーブなどを経て2009年3月より2014年5月まで国連人権高等弁務官事務所パレスチナ副代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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