内容説明
ある日、突然、「名誉毀損」で訴えられた。この理不尽な裁判に対応しているなかで、スラップ(SLAPP)という言葉に出会った。米国スラップ被害防止法のしくみ・背景、日本の事例を取材、報告し、日本でのスラップ被害防止法の立法化を訴える。
目次
第1章 船橋市とカルフォルニア、日米ふたつの裁判
第2章 スラップとは何か
第3章 なぜスラップは被害を生むのか
第4章 日本にもあるスラップ裁判例
第5章 アメリカでのスラップ被害防止法の歴史と背景
第6章 日本でスラップ法導入への課題と提言
第7章 もしスラップ提訴されたらどうすればよいか
著者等紹介
烏賀陽弘道[ウガヤヒロミチ]
フリーランスの記者、写真家。1963年京都市生まれ。1986年に京都大学経済学部を卒業。朝日新聞社記者になる。5年の新聞記者生活を経て、1991年から2001年まで『アエラ』編集部記者。同誌では音楽・映画などポピュラー文化のほか医療、オウム真理教、アメリカ大統領選挙などを取材。1998年から1999年まで同誌記者としてニューヨークに駐在。1992年にコロンビア大学修士課程に自費留学し、国際安全保障論(軍事学・核戦略)で修士課程を修了。2003年に早期退職しフリーランスになり書籍活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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