虚偽自白はこうしてつくられる―狭山事件・取調べ録音テープの心理学的分析

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虚偽自白はこうしてつくられる―狭山事件・取調べ録音テープの心理学的分析

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784877985981
  • NDC分類 326.23
  • Cコード C3032

内容説明

石川一雄さんの「自白」は「真犯人の自白」なのか、それとも「無実の人の虚偽自白」なのか。取調べ録音テープこそ、石川さんの無実を明かす新証拠。取調べの録音を克明に分析した“虚偽自白過程論”の実践書!

目次

序章 事件と裁判と、そして供述鑑定と
第1章 供述の判断・分析をめぐる2つの考え方
第2章 1986年意見書と裁判所の判断に見る検証枠組の検討
第3章 虚偽自白過程論と録音テープ分析の着眼点
第4章 録音テープの心理学的分析―5つの着眼点から
第5章 石川さんの自白は無実の人の虚偽自白である

著者等紹介

浜田寿美男[ハマダスミオ]
1947年、香川県生まれ。1969年、京都大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業。1976年、京都大学大学院文学研究科博士課程(心理学専攻)修了。同年より、花園大学文学部講師、助教授(担当は心理学)。1992年、同社会福祉学部教授。2003年、奈良女子大学文学部教授。2010年、同大学定年退職。現在、奈良女子大学名誉教授、立命館大学特別招聘教授。専門分野、発達心理学、法心理学および供述分析。甲山事件、狭山事件、野田事件、袴田事件、東住吉事件、名張毒ぶどう酒事件、布川事件、日野町事件、氷見事件、光市母子殺害事件などで鑑定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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磁石

23
脅迫されたから「自白」してしまう、というのは理解していた。けどその後、一緒になって「事件の真相」を創作するというのは、驚きだった。それも、どこか和やかな空気の中で……。これをみると警察の人たちは、ある一つの物語を切望しているのだとわかる。自分達の「嗅覚」で犯人を捕まえること、ソレが論理や証拠なんてものよりも正しいのだと。さらに取調官になると、自白した犯人が懺悔すること、自分の話術や徳の高さに感服して。奇妙な信頼感の連携が、最悪な虚偽自白を生んでしまう。2018/07/15

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