内容説明
世界の中に日本があり、日本の中に世界がある。人権を世界標準で語ることで、日本と世界の人権保障は、より豊かなものになる。
目次
歴史の必然としての個人通報制度―本書をひもとくにあたって(「個人通報」という言葉;「選択議定書」の意味するもの ほか)
国連の人権救済システムと個人通報制度―ヒューマンライツ・ナウ個人通報制度チーム(国連の人権救済システムとは?;個人通報制度とはどんなシステムか ほか)
世界人権デー記念シンポジウム 今こそ人権条約機関への個人通報制度の実現を―世界標準での人権救済に道を開こう(発題:日本の人権救済システムと個人通報制度;パネルディスカッション)
個人通報制度の導入をめぐる主な論点(従来の日本政府の対応;日本政府の従来の対応における基本的な問題点 ほか)
個人通報制度をめぐる日本の現状(政権交代と人権政策の転換への期待;外務省、法務省、そして国会議員 ほか)