出版社内容情報
本書は、実務で遭遇する設例を通して、法曹倫理の基本的事項が習得できるよう構成。法科大学院のテキストとして、また弁護士の継続研修のテキストとして有用である。
プロブレムブック法曹の倫理と責任(下巻)
【目 次】
第1章 弁護士の倫理
第9節 刑事弁護の倫理 小坂井 久 3
第1項 弁護人の誠実義務と真実義務 5
第2項 国選弁護人の倫理 34
第3項 弁護活動上生じる諸問題 56
第2章 弁護士活動の拡大と責任
第10節 弁護士の営業活動の限界 塚原英治 77
第1項 兼職・営業の規制 78
第2項 広告宣伝の規制 99
第11節 法律事務の独占と競争 宮川光治 121
第1項 弁護士でない者(非弁護士)による法律事務の処理 123
第2項 隣接職種の業務範囲 147
第3項 非弁護士との提携 152
第4項 法律事務処理の将来像と隣接業種との共同事務所 167
第12節 組織内弁護士の諸問題 須網隆夫・塚原英治 171
第1項 組織内弁護士の地位、弁護士倫理の適用範囲 173
第2項 組織内弁護士の独立性 183
第3項 違法行為の予防 190
第4項 組織内弁護士とプロ・ボノ活動 203
第13節 共同事務所の弁護士間の諸問題 川端和治 209
第1項 日本の法曹と司法の特徴 388
第2項 日本の弁護士の歴史、現状と理念 396
第3項 日本の裁判官と検察官の歴史 430
第4項 日本の裁判官制度の課題 440
第5項 日本の検察官制度の課題 447
資料編
弁護士の報酬に関する規程 457
弁護士の役割に関する基本原則 458
検察官の任務に関する諸指針 461
司法部の独立に関する基本原則 464
ABA裁判官行動準則模範規程(2003年版) 466
索引
事項索引 499
法令・弁護士倫理索引 506
参照判例索引 516
参照先例索引 517
参照文献索引 518
上巻正誤表 正誤表 524
編者・執筆者・翻訳者プロフィール 526