民衆法廷の思想

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民衆法廷の思想

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784877981907
  • NDC分類 329.67
  • Cコード C3032

出版社内容情報

民衆法廷は、民衆が自分たちの手で作りあげていく平和のための法廷である。各国の民衆法廷運動を総括し、その意義を明らかにする。

1章 民衆法廷の時代
第1節 民衆法廷とは何か
 一 ニュルンベルクの遺産
 二 ラッセル法廷
 三 なぜ民衆法廷か
 四 民衆法廷のモデル
 五 民衆法廷の限界と意義
第2節 権力法廷の現在
 一 はじめに
 二 ICCの時代――ニュルンベルク・東京からICCへ
 三 ベルギー国際人道法
第3節 民衆法廷の理論
 一 民衆法廷の構造
 二 民衆法廷と権力法廷の関係
 三 民衆法廷の法的性格
  
第2章 民衆法廷の実践――アフガニスタン国際戦犯民衆法廷
第1節 九・一一にアフガニスタン国境を越えて
 一 「少年と砂漠とカフェ」
 二 被害調査の欠落
 三 ブルカ報道
第2節 九・一一の戦争犯罪論
 一 「テロを許すな!」
 二 小林よしのり以下?
 三 事件の刑事法的検討
 四 「報復戦争」とは
 五 追放・迫害・難民――人道に対する罪
 六 戦争犯罪
 七 「予定された誤爆」
 八 捕虜虐殺・虐待
 九 市民のための国際法
第3節 ブッシュの戦争犯罪を裁く
 一 イラクの悲劇を前に
 二 アフガニスタン国際戦犯民衆法廷開催に向けて
 三 br> 一 九〇年代戦後補償運動
 二 国際機関における議論
 三 戦争犯罪論の新展開
 四 戦争犯罪論と戦後補償

第4章 戦争犯罪法と日本
第1節 戦争犯罪の形成過程
 一 はじめに
 二 〈戦争の違法化〉とは何か
 三 戦争違法化と日本
 四 戦争犯罪論の展開
第2節 ハーグ陸戦条約・規則
 一 ピクテの諸原則
 二 ハーグ諸条約
 三 ハーグ陸戦規則
 四 占領
 五 戦争の違法化と戦争手段の制限
第3節 日清戦争の国際法論
 一 はじめに
 二 従軍国際法学者
 三 旅順虐殺事件
第4節 日露戦争の国際法論
 一 はじめに
 二 「公明なる戦争」
 三 清国スパイ事件
第5節 空襲と国際法
 一 貝山地下壕
 二 空襲の時代
 三 空襲法の研究0
 四 空爆禁止宣言の行方
 五 軍事目標主義
 六 「誤爆」のすすめ
第6節 化学戦と国際法
 一 大量破壊兵器
 二 イープルの悲劇
 三 第一次大戦後の化学戦国際法
 四 化学戦国際法の現状
 五 化学戦国際法と日本軍

第5章 人道に対する罪
第1節 人道に対する罪の成立要素

民衆の力で平和の文化を紡いでいくために!!
女性国際戦犯法廷、アフガニスタン国際戦犯民衆法廷運動の現場から、民衆法廷の理論構築を目指す書