「正義」の再構築に向けて―国際刑事裁判所の可能性と市民社会の役割

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「正義」の再構築に向けて―国際刑事裁判所の可能性と市民社会の役割

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  • サイズ A5判/ページ数 134p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784877981600
  • NDC分類 329.7
  • Cコード C0032

出版社内容情報

恵泉女学園大学主催で行われた同名のシンポジウムをもとに、『入門 国際刑事裁判所』に続く最新の情報をまとめる。

近年の最も重要な国際法の発展としての国際刑事裁判所……クラウス・クレス
国際刑事裁判所は今や現実化した……ヴァヒダ・ナイナール
国際刑事裁判所の可能性と課題――2002年11月9日国際シンポジウムより
国際刑事裁判所の設立と弁護士の役割……東澤 靖
国際刑事裁判所設置に向けたNGOの取組み……寺中 誠
民衆法廷の思想と実践――アフガニスタン国際戦犯民衆法廷……前田 朗
「国際刑事裁判所規程」と沖縄における駐留米軍の意味――「日米地位協定」を新たな国際法から考える……上村英明
資料●ICC規程署名・批准/加入国(138カ国)
資料●米国不処罰二国間協定の状況


国際刑事裁判所に期待する――一人の女性として
 2002年の秋に、恵泉女学園大学は大学院創立2周年を記念して『国際刑事裁判所の可能性と課題――紛争下の暴力を裁く国際機関の役割』と題する国際シンポジウムを行いました。その記録をもとにして、新たな書き下ろし論文や資料も加えて、このような本を出版するに至りましたことをたいへん嬉しく思っています。
 今から74年前の1929年に恵泉女学園を創設した河井道は、聖書・国際・園芸を3つのキーワードにした、きわめてユニークかつ時代を先取りした教育を始めました。彼女は「戦争は女性が世界情勢に関心を持つまでは決してやまないであろう。それなら、若い人たちから――それも少女から始めることである」(河井道著『わたしのランターン』より)と決心して、国際理解を深め、平和に貢献する独立した女性を育てようとしました。軍国主義のはびこる当時の日本の中で、彼女は決してひるまず勇気を持って突き進んだのです。
 1988年に誕生した大学も、2001年にスタートした大学院も、そうした創立者の想いを受け継ぎ、高等教育の中にそれを生かそうとしています。2001年には大学院開設を記念して国際シンポジウムを行い、アジア諸国の女という点をぜひとも指摘したいと思います。事態の本質を曖昧にしたままでの慣れ合いの「和解」や「赦し」ではなく、そのことに関わる「正義」と「公正」が何であるかを明らかにしたうえで「和解」と「赦し」を実現するには何が必要なのかを考えたとき、国際刑事裁判所の存在の重要性が鮮明に浮かび上がってきます。私たちは、国際法の専門家ではなくても、一人の人間として、そして日本人として、これからこの国際刑事裁判所が本当によい働きをしていく方向に向かうように、具体的な行動を起こしていきたいと思います。そのよすがとして、この本が役立つことを切に願うものです。
2004年1月23日
恵泉女学園大学学長 石井摩耶子


内容説明

2002年の秋に、恵泉女学園大学は大学院創立2周年を記念して『国際刑事裁判所の可能性と課題―紛争下の暴力を裁く国際機関の役割』と題する国際シンポジウムを行いました。本書は、その記録をもとにして、新たな書き下ろし論文や資料も加えて出版するものです。

目次

近年の最も重要な国際法の発展としての国際刑事裁判所
国際刑事裁判所は今や現実化した
国際刑事裁判所の可能性と課題―2002年11月9日国際シンポジウムより
国際刑事裁判所の設立と弁護士の役割
国際刑事裁判所設置に向けたNGO取組み
民衆法廷の思想と実践―アフガニスタン国際戦犯民衆法廷
「国際刑事裁判所規程」と沖縄における駐留米軍の意味―「日米地位協定」を新たな国際法から考える

著者等紹介

上村英明[ウエムラヒデアキ]
1956年生まれ。恵泉女学園大学助教授、市民外交センター代表

斉藤小百合[サイトウサユリ]
恵泉女学園大学助教授

東沢靖[ヒガシザワヤスシ]
1959年生まれ。弁護士、国際刑事弁護士会(ICB)理事、(社)自由人権協会事務局長、日本弁護士連合会国際人権問題委員会事務局長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。