内容説明
“どんなことがあっても生きたい”その心の声こそ生きる道を開く。南米パラグアイの開拓地は死と隣り合わせのジャングルそのもの!家族と渡った子どもの私は、骨と皮になり、足手まといになるのが辛くて、死のうと思った。その瞬間、“命を絶つのは簡単だ”“私は生きたい”という思いが閃光のようにきらめいた。
目次
1章 “日本人ではない日本人”として生きる
2章 夢に見た楽園の本当の姿
3章 蛇まで食べたジャングル生活
4章 ジャングルの家族を離れて独り立ち
5章 楽園の夢破れアルゼンチンへ
6章 突然訪れた21年ぶりの帰国
著者等紹介
松田猛[マツダタケシ]
昭和19年生まれ。昭和32年、鹿児島市伊敷小学校を卒業。同年、12歳で家族とともにパラグアイ移民として南米に渡る。そこから21年にわたる移民生活が始まる。昭和37年、パラグアイのエンカルナシオンにある学校に入学し、働きながらスペイン語を学ぶ。さらにジュケリ・エスクエラ(小学校)で初等教育を受け、セントロ・レシオナル・エズカシオン(CRE)で中等教育を受ける。常に働きながら学業に励み、就いた職種は接客業、運送業、トマト栽培など。昭和62年に脊椎矯正リンパ血液循環療法(勝見数見氏)に入門し、平成元年に松田療術院を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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