内容説明
民を第一とし、国を救った叡智と行動。崩壊寸前の藩財政、死地に苦しむ領民たち。その存亡の窮地を救った若き藩主の英断とは。現代の政治、行政、経済界に警鐘を鳴らす書。
目次
第1章 眼前に迫る崩壊劇を大胆突破する!(一二〇万石から一五万石に激減した収入;米沢藩の疫病神となった吉良上野介 ほか)
第2章 死地に向かう組織はこうして活性化させる!(民への増税なしに、藩の財政を立て直す;やる気を失っていた者たちに目標を持たせるコツとは ほか)
第3章 リーダーたる者の人心の掴み方(“保守的な頭”を打ち破るにはどうする;たとえ功労者でもガンは切り捨てる ほか)
第4章 不可能を可能にする大局観(長く継続し続けなければ本当の組織とは言えない;「長期的な視点」を持たなければ組織は生き残れない ほか)
第5章 繁栄を得るためのぶれない発想(すべての借金を三十三年で完済;適材適所を知る者こそ本当の指導者 ほか)
著者等紹介
本郷陽二[ホンゴウヨウジ]
東京都生まれ。早稲田大学文学部仏文学科卒業。光文社カッパブックス編集部で『冠婚葬祭入門』(塩月弥栄子著)のシリーズなどを担当。その後、編集企画プロダクションを設立。ビジネスや発想法、歴史分野の著作で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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