内容説明
筋力の低下=筋肉量の減少は、五〇代、六〇代、七〇代と高齢になるほど、腰痛や膝痛、内臓機能や代謝機能の低下、寝たきりなど、生活の質(QOL)を大きく損なわせることになる。中高年の体に負担なく筋力づくりできる運動法を紹介。
目次
1 「筋力の低下」が老化を加速(筋力低下と脂肪増加、栄養漏出の三つが老化の指標;「寄る年波に勝てない」は筋肉には当てはまらない ほか)
2 意外に知らない六〇歳からの筋肉(筋肉には三つのタイプがある;筋線維を太くすると筋肉量は増える ほか)
3 これからでも筋力がつく超簡単運動法(足腰の筋肉全体を鍛える;太腿の筋肉を鍛える ほか)
4 六〇歳から身につけたい体にいい運動習慣(運動習慣のある人ほど健康で長生きする;宇宙飛行士の体に起こった「廃用障害」 ほか)
5 中高年の体の中でほんとうに起こっていること(高度の画像診断で判明した「漏れる」現象;臓器の間に脂肪がたまると臓器が萎縮する ほか)
著者等紹介
周東寛[シュウトウヒロシ]
1978年昭和大学医学部卒。1980年、昭和大学藤が丘病院呼吸器内科入局。1986年、自らの医療方針を実現するため駅ビル医院「せんげん台」を開院し、1990年に医療法人健身会を設立して理事長に就任。2003年には南越谷健身会クリニックを開院し、院長に就任。昭和大学医学部兼任講師。医学博士。開業以来、西洋医学に東洋医学を取り入れるとともに、食事指導、運動指導や最新の検査機器を導入して予防医学にも尽力。2007年には厚生労働省認定運動施設医療法・42条施設『健康ひろば』を2施設に設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。