目次
プロローグ 迷いを吹き払う易経の智恵(偶然の出会いは天の贈り物;易は明日の人生の天気予報 ほか)
第1章 易の歴史と発展(皇帝の学問として発生した易;易の基本は「変化」 ほか)
第2章 易の基礎知識(太極;八卦 ほか)
第3章 易の実践と心構え(易占の方法の歴史;あなたもできる易占法 ほか)
第4章 六十四卦易占(乾為天―前向きに一所懸命頑張る時;坤為地―一歩下がって進む時 ほか)
著者等紹介
田中恵祥[タナカケイショウ]
1935年京都府生まれ。1960年熊本大学薬学部卒業、製薬会社、商事会社に勤務後、1980年慈恵堂薬局(株)を設立。現在、同社代表取締役、元・福岡大学商学部非常勤講師。所属団体:日本薬剤師会、日本占術協会、日本易学連合会ほか
深川宝琉[フカガワホウリュウ]
1963年福岡県生まれ。福岡県立小倉高校、筑波大学第一学群人文学類哲学科を卒業後、新聞記者を経て香港に長期滞在。中国各地、台湾各地を訪れ、北京語言大学留学。15年以上にわたり、日本各地の有名デパートの横浜中華街展、中国展で運勢鑑定。スターフォーチュン代表、中国子平学会代表鑑定士、田中恵祥易学教室同人、社団法人全国教育問題協議会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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デビっちん
19
再読。他の易経の本を何冊か読んでから再読したら、本書の卦の解説は大変わかりやすいことに気づきました。比較しないと、その本来の価値はわかりませんね。サイコロによる易占も3ヶ月程度で中断してしまっていたので、気持ち新たに再開してみようと思います。2017/07/29
デビっちん
18
再読。挫折中でしたが、もう一度勉強を開始してみようと思います。占いが中るかどうかは、どれだけ世界と調和できるかによるのではないかと、ふと思いました。2019/03/16
デビっちん
16
再読。何度か挫折した易も今回はなんとか続いています。といっても1ヶ月くらいですが。この本特有である本卦のキャッチフレーズと天候になぞらえた運勢予報が大変わかりやすいことに気づきました。あと、衰運の卦であっても、ニ爻、五爻はそれなりにいいところというのが発見でした。2020/01/29
デビっちん
7
ただ進むだけ、頑張るだけでは、努力は報われないかもしれない。人生が思うようにならないのは、天の意志に逆らって人生を進んできたからにほかならない。天の意志を知り、従うことこそが成功の近道である。卦辞と爻辞訳、その解釈がシンプルでわかりやすかった。サイコロ1つあれば、自分で易占することができる。易占に入る時は、きれいな場所で心を落ち着ける状態にしておく。毎日サイコロを振って、得卦をノートに記録、確認を行うことを継続しようと思う。これが段々と当たるようになると、人生楽しくなること間違いなし。今日の賽の目は?2015/11/15
おおにし
7
今まで易占に使っていた本より、卦辞と爻辞の訳とその解釈が分かりやすく、的確なアドバイスも書かれていて易占するときには役に立ちそうだ。卦辞と爻辞は原典に近い漢文で何度も読んでイメージを掴み、そして必ず当たるという自信がでるまで一日一回実占を行なうことが易占上達の秘訣であるるとのこと。易占するものの今ひとつ卦が当たらない私はこの本でもっと易の勉強をしてみたいと思う。2012/08/10