内容説明
グローバル化した世界状況にあって普遍性を追究する立場から、「朝鮮半島問題」としての韓国・北朝鮮における秩序構想・統一・民族主義を論じ、竹島/独島問題を通して課題解決への展望を模索する。
目次
第1章 朝鮮半島を「理解」するとはどういうことか
第2章 朝鮮半島の「現在」:通底する「朝鮮半島問題」の論理
第3章 北東アジアの中の大韓民国(韓国)
第4章 北東アジアの中の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
第5章 「近接性の齟齬」を超えて?
第6章 実践としての竹島/独島研究1:第三の視角
第7章 実践としての竹島/独島研究2:経済的価値と地域の生活
著者等紹介
福原裕二[フクハラユウジ]
島根県立大学大学院北東アジア開発研究科/総合政策学部准教授、同北東アジア地域研究センター副センター長。専門は、北東アジア国際関係史、現代韓国朝鮮政治外交論、朝鮮半島地域研究。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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