内容説明
新エネルギー問題を共通テーマに、日本は原発問題から自然エネルギーへの模索を、韓国は温暖化防止の観点から、中国は産業化に伴う環境問題に焦点を当てソフトエネルギーへの転換を論ずる。
目次
1 日本におけるエネルギー政策:エネルギーの安定供給を中心に
2 原子力発電所の立地に伴う自治体財政への波及効果の検証
3 地方自治体による自然エネルギー発電の取り組み
4 中国エネルギー戦略の変遷と中日韓エネルギー協力に関する考察
5 中国におけるゴミ焼却(発電)場を巡る住民運動に関する考察:政治経済学の視点
6 韓国における新再生エネルギー関連租税支援制度の改善策
7 韓国における炭素税に関する近年の議論の動向