内容説明
企業の意欲が自らの成長と地球の維持を両立させられるような国際環境の醸成ビジョンを提示する作業を通して、地球温暖化科学、政策化プロセス、国際交渉の視点などの「企業戦略のためのフロンティア」を追究する。
目次
第1章 地球温暖化と予測科学・技術の進展
第2章 気候政策はどのように構築されるか―目標からロードマップへ
第3章 気候変動の国際交渉―温暖化問題に正しい解決を求めて
第4章 EU環境政策の展開と法的問題
第5章 企業のGHG情報開示の動向
第6章 エネルギー戦略が課題の日本、実利重視の米国
第7章 どうすれば中国は削減義務化に動くか―中国が動く方向へのビジネス照準
著者等紹介
大和田滝惠[オオワダタキヨシ]
上智大学国際関係論博士課程修了。文学博士。外務省ASEAN委託研究員、通産省NEDOグリーンヘルメット調査報告委員会座長など歴任。現在、上智大学法学部・地球環境大学院教授、中国江蘇省経済社会発展研究会高級顧問。59歳、東京都出身
岡村堯[オカムラタカシ]
九州大学大学院法学研究科修士課程修了。法学博士。上智大学法学部・地球環境大学院教授、上智大学地球環境研究所長、日本EU学会理事長など歴任。現在、上智大学名誉教授、NPO法人地球環境経済研究機構理事長、弁護士。74歳、中国長春出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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