国際社会の意義と限界―理論・思想・歴史

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国際社会の意義と限界―理論・思想・歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 357p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784877911805
  • NDC分類 319
  • Cコード C1031

内容説明

「国際社会」を、規範・法・制度あるいは歴史、思想、文化といった分野との関連で広く政治学の文脈で位置づけ、個別の事例検証をおこないつつ「国際社会」概念を整理・体系化し、その意義と限界を追究する。

目次

国際社会の政治学
第1部 国際社会の規範・法・制度(「国際」社会におけるグローバル・ガヴァナンスの現状と課題;グローバル規範形成のトランスナショナル―国際政治;グローバル公共圏と市民社会―国際社会におけるデモクラシーと規範変容;国際社会と地域統合―拡がる人道的規範と揺らぐ内政不干渉規範;国際社会における行為主体の多様化―国連安保理経済制裁決議を通して;国際戦犯法廷の目的と機能―ニュルンベルクの遺産と「移行期の正義」の教訓)
第2部 国際社会の思想・歴史・文化(国際社会と人間の安全保障―生政治概念とアイデンティティ;セキュリティの思想史―触発する恐怖と政治空間の再編成;国際社会と国際協力―開発援助という思想;再近世化する世界?―東アジア史から見た国際社会論;国際社会とシティズンシップ―EUシティズンシップの政治学;市ティズンシップをめぐる境界の政治―オーストラリアにみる〈包摂と排除〉の変遷;オーストラリア先住民族の権利―土地の利用と管理をめぐって)

著者等紹介

大賀哲[オオガトオル]
エセックス大学政治学部博士課程修了(Ph.D.in Ideology and Discourse Analysis)。九州大学大学院法学研究院・准教授

杉田米行[スギタヨネユキ]
ウィスコンシン大学マディソン校歴史学科博士課程修了(Ph.D.in American History)。大阪大学大学院言語文化研究科・准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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