内容説明
19世紀後半および20世紀初頭の多元的国家論の源流となったギールケの団体思想、政治思想の解明をとおして、主権国民国家を基軸とする現代の政治システムに対するオルタナティブを探る。
目次
第1部 ギールケ国家論の発展過程(前期ギールケの国家論;中期ギールケの国家論;ギールケ国家論の完成)
第2部 ギールケ=ラーバント論争とギールケ国家論の実像(パウル・ラーバントの連邦国家論;ギールケのラーバント批判;ラーバントの応答とギールケ連邦国家論の実効性)
著者等紹介
遠藤泰弘[エンドウヤスヒロ]
1976年神戸市に生まれる。1999年北海道大学法学部卒業。2004年北海道大学大学院法学研究科法学政治学専攻博士後期課程単位取得退学。現在、北海道大学大学院法学研究科助教(西洋政治思想史専攻)、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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