内容説明
アジア太平洋地域に属する日本とオーストラリアは、超大国アメリカとの同盟関係を基盤に安全保障政策を築いてきた。これまでの安全保障政策を批判的に検討し、日豪が地域と世界の平和に貢献できる道を多国間主義に探る。
目次
第1部 日本とオーストラリアの共通課題(日豪は今でもアジア太平洋における米国の錨なのか?;日豪安全保障関係の行方 ほか)
第2部 アジア太平洋における日本の課題と構想(憲法改正は日本の国際的役割を高めるか;憲法改正のディレンマ―日本平和憲法の考察 ほか)
第3部 変貌する世界における安全保障の展望(ポスト冷戦期以降の国連の課題;デモクラティック・ピースの展望―米国の覇権とアジアの紛争 ほか)
第4部 今後の展望(同盟と地域の狭間)
著者等紹介
シーゲル,マイケル[シーゲル,マイケル][Seigel,Michael]
南山大学総合政策学部助教授、社会倫理研究所第一種研究所員。専攻は宣教学、社会倫理、平和研究
カミレーリ,ジョセフ[カミレーリ,ジョセフ][Camilleri,Joseph]
ラトローブ大学人文社会科学部。専攻は国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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