内容説明
この本は、「大阪児童詩の会」という、小学校の教師が集まった大阪の小さな研究会の活動記録をまとめた記録である。なかでも、二〇〇五年から現在までの児童詩創作の指導案とその授業記録が収められている。
目次
第1章 児童詩教育の実践(感覚・連想・想像の力を働かせて;ことばから詩へ;時や場所を見つめて;友だちや家族を見つめて;ことばと心を見つめて)
第2章 児童詩教育の研究(山際鈴子先生の児童詩教育―子どもの想像力を拓く教育;『大阪児童詩の会』の歩みとその意義―雑誌「詩と教育」所収の「共同実践報告」を中心に)
第3章 児童詩教育のための文献案内(児童詩教育の主要文献案内;児童詩教育に関する主要文献年表―一九六五~二〇一〇年)
著者等紹介
児玉忠[コダマタダシ]
1962年北海道生まれ。北海道教育大学(旭川校)卒業、大阪教育大学大学院修了。帝塚山学院中学校高等学校教諭を経て、弘前大学教育学部教授。専門は国語科教育、なかでも「書くこと」の学習指導に関する歴史的研究や臨床的研究。とりわけ、児童詩教育の歴史的研究を継続して行っている。大阪児童詩の会・元会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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