鈴の音童話 扉をあけると。〈２〉アアジャボワすてきなじゅもん

紙ひこうき【編著】

銀の鈴社（2014/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 95p／高さ 22cm
• 商品コード 9784877866235
• NDC分類 K913
• Cコード C8093

内容説明

同人誌・紙ひこうきのなかまが子どもの目線で、果てしない空想の翼を羽ばたかせたアンソロジー。小学校低学年から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[やすらぎ]

哀しみを感じると掃除機に吸い込まれてしまう。壁のない真っ白な世界で少年がみたものは大切な人を忘れない想い。現実に戻れたとき、素直な気持ちに満ちている。カモメと魚は約束した。１週間後に空を飛ぶと。お互いを信じ合えば夢は叶うかもしれない。大切なのはチームワーク。大きな耳のうさぎ、ホーランドロップに乗って、時空を超えた旅に出る。無事に戻ってこられるのだろうか。何世代にもわたって大切にされてきた梅の木。最後の春に満開の花を咲かせたい。夢や希望、元気や勇気が生まれる物語を読むと、大人になっても気持ちがホッと温まる。

2024/08/04