目次
1 海外赴任の妻
2 ラリーでのくらし
3 車の話
4 文化 風俗 習慣
5 考えさせられたこと
6 異国で暮らすということ
著者等紹介
榊原明子[サカキバラアキコ]
1950年、大阪府守口市にて生まれる。十歳のとき、父親の転勤に伴い、東京都世田谷区へ移住。二年後、横浜市港北区へ転居。フェリス女学院中等部高等部卒業後、青山学院大学法学部公法科に入学し、国際政治を専攻。1973年、竹中工務店に就職し、国際事業本部で働く。1975年結婚にて退職し、川崎市幸区に住む。川崎市催の「本の読み聞かせ」講習を受けて、図書館で読み聞かせ活動をしているうちに、図書館司書の資格をとり、公共図書館、学校図書館で働く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yokmin
17
アメリカ南東部に駐在したサラリ-マンに帯同した主婦の日々の生活についてのエッセイ。但し、駐在したのが1980年代後半で、出版されたのが2015年。かなり「時差」があるが、地元の人たちの基本的な行動や考え方はさほど変わっていないだろう。興味深い観察が多い。2017/08/02
うなぎ
15
図書館のおすすめコーナーにて。海外にご主人の赴任と一緒にアメリカのラリーで7年間過ごした女性の日本人女性から見たアメリカの生活と日米の両方のいい所や悪い所を考えてみたエッセイ。適当な貸家のオーナーにあたると悲惨だけど、アメリカの方の考え方も生活様式も日本とはガラッと違って興味深かった。あっちの自動車免許の教習が隣に警察官を乗せて、実際街中を運転するって豆腐メンタルの私は何回も試験に落ちそうだ。2022/09/30
スプリント
10
普通の専業主婦の目線でのアメリカ暮らしのエッセイです。 少々年代が古いですが日常に垣間見る日米の生活様式の違いが面白いです。 一編が短いので読みやすいです。2016/10/16
マイケル
3
身近な生活の場における日米の違いが紹介された興味深い本。クルマ社会、悩ましきチップ、けっして謝らない、ベビーシッターによる盗難などはまだかわいいもので、やはり常に相手が銃を持っているかもしれないという銃社会は日本人には理解しがたい。著者ら日本人は名誉白人として白人が 住む郊外で生活しているが、同じ米国でも危険なので夜間は絶対行ってはいけないと言われたのが、多くの黒人が住むダウンタウン。従って本書には黒人はほとんど出てきません。2020/02/07
千頼
2
私が学生の目でアメリカを見てから、もう何年過ぎたんだろう。州が変われば文化も変わるし時代も変われば生活も変わる。そして、人が変われば見方が変わる。これは帰国してすぐに書かれたわけじゃないから、もしかしたら思い出補正や誇張もあるかもしれない。それでもすごくすごく興味深く楽しく読めた。早くまた海外いきたいなぁ。【図書館本】2021/08/29
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