内容説明
計算機誕生の背景・歴史と論理学・数学基礎理論を探り、情報化社会とIT、インターネットの現在と将来を考える!
目次
第1章 数値計算機の歴史
第2章 推論の計算機
第3章 コンピュータ誕生
第4章 実用の時代
第5章 知的道具の研究
第6章 我々は情報社会に入ったのか
著者等紹介
坂井久司[サカイヒサシ]
1962年生まれ。株式会社インテリジェントメロン代表取締役。長年ITコンサルタントとして企業の情報システムの構築・改善の支援を手掛ける。専門分野はデータベース設計、データモデリング、コード体系設計、情報資源管理など。2012年12月株式会社インテリジェントメロンを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yk
8
チューリングマシン好きなためさらっと読みました。コンピュータの歴史本でした。非常によくまとまっていると思うし、内容も濃いし、大学の教科書とかで使ったらどうでしょうか?と思いました。2024/10/08
hippos
6
チューリングマシンそのものの説明は少ないけれどこれは良本。数学からコンピュータの誕生、そして実用の時代、熟成された道具への発展。特に、現代に生きる我々にとって後半部分は示唆に富んだ内容ではないだろうか?2017/08/26
Matsui Kazuhiro
2
数値計算と推論の二つのパラレルの歴史を紹介し,コンピューターを取り巻く歴史の流れを分かりやすく紹介していて良い.また,コンピューターの歴史においてあまり光が当たっていない人も平等に登場させているところもより広い視野で歴史を学べて良かった.チューリングマシンについての説明は思ったよりは少ないのでタイトルと内容のギャップは感じた.#852014/05/13