内容説明
1ステップずつ、実際に動かしながらプログラムを発展させていく方式で、無理なく学べる。OSやハードウェアに詳しくない方にも理解できるように、十分な説明を提供。
目次
第1部 ブート・ローダーの作成(開発環境の作成;シリアル通信;静的変数の読み書き;シリアル経由でファイルを転送する;ELFフォーマットの展開 ほか)
第2部 OSの作成(割込み処理を実装する;スレッドを実装する;優先度スケジューリング;OSのメモリ管理;タスク間通信を実装する ほか)
著者等紹介
坂井弘亮[サカイヒロアキ]
1973年東京都生まれ。現在、ネットワーク製品の開発業務に携わるかたわら、PC‐UNIXハッキング、雑誌記事の執筆、FPGA設計、独自OSの作成などで活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
80
MS-DOSは組込OSだと思っていたので、自作入門はすごく馴染む。まず、ハードウェアの抽象化があり、タスクとかの概念は半分過ぎてから。OSの本質を突く本が世の中にあったことをOSC Nagoya2011で本人から教えてもらった。OSを勉強したいなら、ここから。少なくともC言語でソフトを書こうという人は、CコンパイラとOSを書いてから仕事をするのがよいというときのOSとしてお勧め。OSの基本機能の説明がある。ハイパーターミナルは不具合が多くteratermの紹介もある。十訓が島本和彦から来ていることを知る。2014/10/18
piro5
4
再読。勉強になった。この手の本は集中して最後まで読まないと分からなくなる。2017/05/13
piro5
1
中断していたため、後半の理解があやふやになってしまったが、OSに興味がある人はLinux解説本ではなくこちらを読んだほうが絶対にいい。2014/05/18
Yuki Sumida
0
実際に動かしながら読了。自作OSが動くの楽しい。 組込みOSってふれこみだけど、OSとはなんぞやというのを学ぶという意味では関係ないんじゃないかな。2013/07/27
hawk
0
OSがなんたるかが少し見えた. オリジナルのOSも作ってみたい2011/02/25