内容説明
風のように自由に生きる少年少女たち、朝の光のようにさわやかな愛の訪れ。20世紀フランス小説の名手による子どものための七つの話。
著者等紹介
ドーテル,アンドレ[ドーテル,アンドレ] [Dh^otel,Andr´e]
1900年、フランス北東部、アルデンヌ県アティニーに生まれる。長年高校の哲学教師を勤めながら創作活動を続け、作家としてのデビューはかなり遅かったが、1991年に亡くなるまで、60冊あまりの小説、詩、子供向けの物語、さらには同郷の詩人ランボーに関するエッセーなどを書き続けた。1974年にはアカデミー・フランセーズ文学大賞、1975年には国家文学賞を受賞。代表作として、1955年にフェミナ賞を受賞した『誰もたどり着けない国』(邦題タイトル『遙かなる旅路』)などの小説や、評伝もある
武藤剛史[ムトウタケシ]
1948年生まれ。京都大学大学院博士課程中退。フランス文学専攻。現在、共立女子大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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